ブログ

HOME > ブログ > 【自律神経専門整体】もうひとりで悩まないで――40代女性のあなたへ贈る、パニック障害の本当の原因と改善法

【自律神経専門整体】もうひとりで悩まないで――40代女性のあなたへ贈る、パニック障害の本当の原因と改善法

2025.07.05

自律神経失調症

パニック障害

こんにちは!松山自律神経整体院です(^^)
この記事をご覧になっているあなたは、もしかするとこんな悩みを抱えていませんか?

・電車に乗っていると急に息苦しくなり、降りたくなる。
・人混みや閉鎖的な空間が怖くて出かけられない。
・何の前触れもなく心臓がバクバクして、めまいや吐き気に襲われる。
・病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、心療内科で薬を出されるけど根本的に良くならない。

……もし、ひとつでも心当たりがあるなら、この記事があなたの回復のヒントになるかもしれません。
パニック障害――それは単なる”心の弱さ”ではありません。ちゃんと身体に理由があるのです。
今日は、自律神経の専門家として、あなたに知ってほしい”本当の原因”と、回復のためにやるべきことを丁寧にお伝えしますね。

■ パニック障害って何?どんな症状?

パニック障害とは、突発的に強い不安や恐怖感に襲われ、以下のような身体症状が出る状態をいいます。

 

  • 激しい動悸
  • 息苦しさ、過呼吸
  • めまい、ふらつき
  • 冷や汗
  • 胸の圧迫感
  • 手足の震えやしびれ
  • 吐き気、腹部の不快感
  • 「このまま死んでしまうのでは」と感じるような強烈な不安

発作は数分から30分程度で自然に治まることが多いのですが、一度経験すると「また起きたらどうしよう」という予期不安がつきまとい、外出や公共の場に出るのが困難になります。
40代後半の女性は特に、更年期によるホルモンバランスの変化や、家庭・仕事・介護などのストレスが重なり、パニック障害を発症・悪化しやすい傾向があります。

■ なぜ病院では「異常なし」と言われてしまうのか?

「しっかり検査を受けたのに、どこにも異常がないと言われた……」

これは、パニック障害を抱える方がよく体験する“壁”です。
現代医学では、血液検査やMRI、心電図などの「目に見える異常」には非常に強いのですが、自律神経の乱れやホルモンの微細なアンバランスといった”機能的な異常”には対応しきれないのが現状です。
結果、「ストレスのせいでしょう」「気のせいかもしれませんね」と言われ、心療内科で薬(抗不安薬や抗うつ薬)を処方される――。
もちろん薬が必要なケースもありますが、それだけでは根本的な回復につながらないことも多いのです。

■ 本当の原因は“セロトニン不足”と“腸内環境”にあった

最近の研究では、パニック障害や不安障害の背景に「セロトニン」という神経伝達物質の不足があることが明らかになっています。
セロトニンは、心を安定させる“幸せホルモン”とも呼ばれていますが、その約90%は実は「腸」で作られていることをご存じでしたか?
つまり、腸の状態が悪くなると、セロトニンが十分に作られず、自律神経も乱れてしまうのです。
ここで注目すべきなのが、次のような生活習慣です。
思い当たりませんか?

 

  • パンや麺などの小麦粉食品の摂りすぎ
  • 砂糖や加工食品の多用
  • カフェインの過剰摂取
  • 冷たい飲み物の習慣化
  • 寝る前のスマホ操作

 

これらはすべて腸内環境と自律神経を乱す要因となり、パニック障害の引き金になることがあるのです。

■ まずは「食」を見直すことから

当院では、症状改善の第一歩として”食事の改善”をお願いすることがあります。
特に以下の3つは、今日から控えてみてください。

 

  1. 小麦粉製品(パン、パスタ、うどんなど)
  2. 精製された白砂糖(お菓子、ジュースなど)
  3. カフェイン(コーヒー、エナジードリンク)

その代わりにおすすめするのが、

 

  • 温かい味噌汁やスープ
  • 根菜類(ごぼう、にんじんなど)
  • 発酵食品(納豆、ぬか漬けなど)
  • 海藻やきのこ類 ・常温または温かい水分

これらを取り入れることで、腸内環境が整い、セロトニンの生成が促されていきます。

■ 自律神経専門整体でのアプローチ

 

 

 

 

 

整体というと「骨をバキバキ鳴らす」イメージがあるかもしれませんが、当院の施術はとてもソフトで心地よく、寝てしまう方も多いくらいです。
私たちが見るのは、

 

  • 骨格のゆがみ(首・背骨・骨盤)
  • 内臓の動き(特に腸・肝臓)
  • 頭蓋骨の動き
  • 横隔膜の緊張状態

など、“自律神経と関係する身体の状態”すべてです。
特に40代女性に多いのが、内臓下垂と肋骨のかたさ、そして呼吸の浅さ。
これらを整えることで、血流がよくなり、脳や腸の働きが回復しやすくなります。

■ 呼吸を変えるだけでも、心は落ち着きます

パニック障害の発作時、呼吸はとても浅くなりがちです。
「深呼吸しましょう」と言われても、うまくできないこともあるかと思います。
そんなときは、

 

  1. 吐くことに意識を置く(「ふぅ〜」と長く吐く)
  2. 吸うのは自然に任せる
  3. これを3〜5回繰り返す

この呼吸法を、寝る前や起きた直後に行うだけでも、副交感神経が優位になり、症状が軽くなっていきます。

■ 「変わりたい」と思ったその瞬間が、回復の始まりです

パニック障害は、確かに一筋縄ではいかないかもしれません。
でも、大丈夫です。
あなたのその症状には、ちゃんと原因があります。
そして、原因があるということは、改善できる可能性があるということです。
薬だけに頼らず、自分の身体をいたわること。 食事や呼吸、姿勢や生活リズムを見直すこと。
そうした小さな積み重ねが、やがて大きな変化を生み出します。
私たちは、その一歩を一緒に歩むためにここにいます。
あなたがまた、安心して外に出かけられる日を――。 心から応援しています。

松山自律神経整体院

一覧へ戻る