うつ病

うつ病が
改善した人の感想

人生のリスタートを切れそうです!
松山市 20代
抑うつ神経症状で気分も落ち込み、身体や頭も痛く不眠も続いてマイナスからのスタートでした。続けて通っていくうちに、だんだんと不眠も治り、身体の痛みなども減り少しずつ意欲も出てくるようになりました。 やっと人生のリスタートを切れそうです!本当にありがとうございました。
詳しく知りたい方は
そのまま読み進めてください
うつ病と自律神経の深い関係
まずはじめに、伝えたいことがあります。 うつ病は心の弱さではありません。 あなたの意思や性格が原因で起きているわけではないのです。うつは、体の中で起きている“調整の失敗”や“脳の疲れ”が形を変えて現れている症状だと、私たちは考えています。
ここでは、松山整体院の現場で大切にしている考え方を、できるだけやさしく丁寧に説明します。 病院での検査や薬の説明だけでは腑に落ちなかった方にも、「ああ、なるほど」と感じていただける内容にしています。
どうぞ肩の力を抜いて、最後まで読んでみてください。
うつ病は「心だけの病気」ではない
「気分が落ちる」「やる気が出ない」といった“心の症状”だけを思い浮かべる人が多いですが、 実際には体に現れるサインが非常に重要です。たとえば、朝ベッドから起きられない、 体が重い、頭がぼんやりする、食欲が落ちる、逆に過食する、眠れない、逆に眠りすぎる、 手足の冷えやだるさ、肩こりや頭痛が強くなる――。
こうした「身体症状」と「気持ちの不調」は、別々の問題ではなく、互いに影響し合っています。 私たちの体は常にバランスを取ろうと働いています。その中で要となるのが「自律神経」と呼ばれるシステムです。
自律神経は、呼吸、心拍、体温、消化、ホルモンの分泌などを無意識のうちに調整してくれる大切な役割を持っています。
自律神経が疲れてうまく働かなくなると、体はさまざまなサインを出します。うつの症状も、そのサインのひとつと考えることができます。
体に出る“うつのサイン”を具体的に見る
ここで、体に出やすいサインを少し詳しく挙げます。ひとつでも心当たりがあれば、体が悲鳴を上げていると受け止めてください。
- 朝の起床がつらく、布団から出られない
- 体全体の倦怠感、だるさが続く
- 頭が重く、集中力が落ちている
- 胸の圧迫感や息苦しさを感じることがある
- 食欲に極端な変化がある(食べられない、逆に過食する)
- 手足が冷える、またはしびれるような感覚が出る
- 睡眠が浅く、夜中に目が覚めてしまう
- 慢性的な肩こり、首こり、頭痛がある
これらは単なる「疲れ」ではありません。 体の中で血流が滞り、呼吸が浅くなり、脳が常に小さな調整に追われている状態が続くと、脳のエネルギーが枯渇して、思考や感情をうまくコントロールできなくなってしまうのです。
自律神経とホルモン、神経伝達物質の関係
ここからは少し専門的な話になりますが、できるだけかみくだいてお伝えします。脳の中には「気分を安定させる役目をする物質」があります。代表的なのがセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどです。
これらは神経伝達物質と呼ばれ、脳の神経細胞同士のやり取りに深く関わっています。
たとえばセロトニンは、落ち着きや満足感、睡眠の調整に関係します。ノルアドレナリンはやる気や注意力に、ドーパミンは快感やモチベーションに関係します。
自律神経が乱れると、これらの物質のバランスも崩れやすくなります。
ストレスや睡眠不足、栄養不足が続くと、脳は神経伝達物質を作るエネルギーが不足します。さらに呼吸が浅いと酸素も足りなくなります。
こうした連鎖が長く続くと、気分の落ち込みや無気力が出やすくなるのです。
ですから、薬で伝達物質を補うことは大切ですが、同時に体の土台を整えることで、脳が自分の力で伝達物質を作り出せる環境を整えていくことが重要です。
当院が見ている「本当の原因」=脳疲労

松山整体院では、うつ病の根本にあるのは「脳疲労」だと考えています。
脳疲労とは、脳が慢性的に働きすぎてしまい、回復できない状態です。これは短時間の休息では回復せず、体の仕組み自体を整えることでようやく改善に向かいます。
脳疲労を引き起こす要因はいくつかありますが、特に重要なのは姿勢の崩れ、浅い呼吸、血流の滞り、生活リズムの乱れです。
姿勢が崩れると首や肩が硬くなり、血管や神経が圧迫され脳への血流が滞ります。呼吸が浅ければ酸素が不足し、脳のエネルギー供給が落ちます。
睡眠不足や過度のストレスは、ホルモンバランスを崩し、回復力をさらに低下させます。
これらが複合的に作用すると、脳は常に“調整モード”に入りっぱなしとなり、本来の機能がうまく働かなくなります。
結果として、気力や感情の調整が難しくなり、うつの症状が出てくるのです。
松山整体院の施術方針
ここからは実際に私たちがどのようにアプローチするかを順を追って説明します。安全とやさしさ、そして数値での確認を重視しています。
➀カウンセリングと自律神経の測定
まずはしっかりお話を伺います。症状の始まり、睡眠、食事、仕事や家庭での状況などを丁寧に聞きます。 並行して、医師監修の自律神経測定器で客観的に現在の自律神経の状態を確認します。数値があることで、施術の効果や経過を目で見て確認できます。
➁体のチェック
姿勢、首や肩のこり、背骨のゆがみ、骨盤の位置、呼吸の浅さなどをチェックします。ここで脳へ行く血流や神経の通りに問題がないかを判断します。
➂やさしい整体で土台を整える
当院の整体は、強い矯正をするものではありません。首・背中・骨盤をソフトに整え、肋骨や横隔膜をゆるめて呼吸が深くなることを目指します。 呼吸が改善されると脳に酸素が行き渡りやすくなり、神経伝達物質の働きやホルモンバランスが整いやすくなります。
➃セルフケア指導と生活の再設計
施術だけで終わらせず、日常でできるセルフケアをお伝えします。具体的には簡単な呼吸法、睡眠のルール、毎日の軽い運動、食事の工夫、スマホや画面の使い方の見直しなどです。小さな変化を続けることが、脳の回復を早めます。
➄経過観察と調整
施術の効果は個人差があります。定期的に自律神経の測定を行い、数値と症状を照らし合わせながら施術計画を調整します。必要があれば、医師と連携しながら安全に進めていきます。
薬・カウンセリングとの違いと併用の意味
病院での薬物療法や心理療法は、うつ病治療において非常に重要です。薬は脳の働きを一時的に助け、不安や抑うつを和らげます。カウンセリングは感情の整理や行動変容をサポートします。
ただし、薬や心理療法だけでは、体の土台(姿勢・呼吸・血流)が整わない場合があります。その状態では再発のリスクが高まることがあります。
整体はその体の土台を整えることで、薬やカウンセリングの効果を長持ちさせ、再発を防ぐ役割を果たします。対立ではなく、補完的な関係だと考えてください。
日常でできる具体的なセルフケア
呼吸の習慣
1日数回、椅子に座って「鼻から4秒吸う → お腹をふくらませる → 口から6秒ゆっくり吐く」を5回繰り返すだけで、脳の緊張がほぐれます。睡眠のルールづくり
寝る1時間前からスマホ画面を暗くする。毎日同じ時間に起きる。これだけで睡眠の質は改善します。軽い運動を日常に
毎日20分程度のウォーキングや階段を使う習慣は、血流を促し脳の回復力を高めます。栄養の工夫
ビタミンB群、良質なタンパク質(魚や大豆など)、食物繊維を意識した食事は神経伝達物質の材料になります。甘いものや過度のアルコールは控えめにしましょう。休息の質を上げる
短時間でも「何もしない時間」を持つ。湯船にゆっくりつかる、深呼吸をする、穏やかな音楽を聴く。これだけで脳は回復します。回復の見通しと大切な心構え
回復スピードは人それぞれです。早い方は数週間で変化を感じますが、安定して回復するには数か月かかることもあります。大切なのは「焦らないこと」と「小さな変化を大切にすること」です。
体の状態が整うと、気分も徐々に安定してきます。多くの方が「朝、布団から出るのが楽になった」「久しぶりに外に出る気になった」「薬の量を減らせた」といった変化を実感されています。これは体の機能が回復する過程で実際に起きる変化です。
最後に— あなたはひとりではない
「うつは個人の問題だ」と感じて、一人で抱え込んでしまう方が多いのが現実です。しかし、あなたの体は必ず回復の力を持っています。私たちは、その力を引き出す手伝いをしたいと考えています。
安全でやさしい整体と、日常で続けられる具体的なケアを組み合わせることで、あなたの毎日は確実に変わっていきます。
もし少しでも「試してみよう」と思えたら、一度ご相談ください。松山整体院はいつでもあなたの味方です。

